手軽に設置し利用できる屋外Web計測を通して防災、自然理解をすすめ社会に貢献するのがミッションです。
RSS icon Email icon Bullet (black)
  • 河川の水位観測での単独データ観測と無線ネットワーク観測の比較

    Posted on 3 月 27th, 2018 washio No comments

    河川の水位観を超音波で行いFOMAでデータを送信する「手に乗るweb」観測点の橋に設置するイメージです。

    最近、無線ネットワークも省電力で長距離通信ができるLORAの話題が増え、実施も行われる様になりました。

    無線ネットワークで多くの箇所を観測しゲートウエイに集めてデータをサーバに送ります。

    メリットは個別の通信コストが無料であること、送信側の消費電力が小さいので電池駆動が可能と言われています。 そしてこれは、広域でデータ収集には向いている様に思えます。 しかし、10台20台を広い範囲(数km)で観測するとなると他の同じ無線通信を使っている機器との電波の衝突を避ける処理は、同じ観測システムであっても電波が衝突しないように送信のスケジューリングが求められます。これには複雑な処理が必要になります。そのため、観測システムが勝手に送ってデータの衝突回避は、考えず短い時間送信を終わらせる方法を取るシステムが多く見受けられます。 安定して多地点のデータを無線ネットワークで収集するには、電波の状況まで考える必要があり一般に簡単ではありません。 一方、FOMAなどのデータ通信を行う方式は、通信での消費電力は10倍以上大きくその分強い電波を飛ばし、通信速度も速くデータが遅れます。 更に楽なのは無線通信部分は通信メーカーが処理をカバーしてくれるので通信利用者は通信の衝突など考慮する必要もなく楽に使えます。 10台箇所ぐらいの観測ならFOMAのデータ通信が1ヶ月1000円かかりますが無線システムの複雑さや保守の大変さを考えると3~5年の運用ならデータ通信に軍配があがります。 一方10箇所以上の観測で観測システムの全体を管理できる体制が作れるのなら無線の選択しがあります。 実際、私どももLoRAへの対応を進めておりますが、安定してデータを取ろうとすると電波の衝突回避に工夫を重ねる必要を感じています。

    1台2台ならFOMAを使ったデータ観測システムが楽です。設置して電源を入れれば直ぐに観測を初め、必要な時っだけ電源を入れる方式で消費電力も電池駆動も可能なレベルにしています。

    Leave a Reply